競技力向上研修会を開催

講師に和泉淑子先生を迎えて、競技力向上研修会「怪我の種類とその対処について」が開催されました。

研修会はコロナのため3年ぶりの開催となり、まず会長が「スポーツに怪我は付き物であり、その対処は非常に大事になる。」との挨拶をされ、スタートしました。

研修会は前半「講義」、後半「実技」の2部構成となっています。

1.講義

講義は「怪我の概要」「膝の怪我」「怪我の処置法」の順に行われ、先生は膝の十字靱帯の専門家でもあり、特に膝について話が進みました。

また、重要な怪我の対処方法のRICE(※)についても、アイシングが一番重要であり、怪我をした日は1時間おき1回20分が目安と、我々の常識からは少し長めに行うとのことで「目から鱗」でした。

2.実技

実技は各自床にマットを引き、寝転がって行いました。膝とその周りの筋肉のバランスをとるということを主眼とし、先生の指導のもと膝のお皿(膝蓋骨)を手で動かしたり、膝裏をマットに付けたりしました。術後これだけでもかなり違うことを実感し、皆さんから歓声が上がりました。

今回の研修会は怪我だけではなく老化による膝の痛みにも効果があり、受講者多くの方にとって非常に有意義なものになりました。

(※)RICE:怪我をした時の応急処置「Rest(安静)、Ice(冷却、)Compression(圧迫)、Elevation(拳上)」の頭文字。